臨床工学技士になるには?

学生向け
パン治郎
パン治郎

今回は臨床工学技士になるまでを説明するよ。

目次

臨床工学技士になる絶対条件

まず臨床工学技士になるには、国家試験に合格しなければなりません。

 国家試験の科目は医学と工学の両面の知識が問われます。

  • 医学概論
  • 臨床医学総論
  • 医用電気電子工学
  • 医用機械工学
  • 生体物性材料工学
  • 生体機能代行装置学
  • 医用治療機器学
  • 生体計測装置学
  • 医用機器安全管理学

国家試験の合格率は7割前後で、毎年3割前後は不合格です。

もし不合格になった場合、ただの人です。内定も無くなるでしょう。

パン治郎
パン治郎

180点満点中、108点(合格基準)以上で合格です。

むしろ4割間違えてもいいなんて、簡単な試験だったなと思います。

国家試験の受験資格を得るための条件

国家試験は誰でも受験できるわけではないのです。

受験資格を得るためには、以下の要件を満たした養成機関にて専門的な知識と技術を学び、修了する必要があります。

1.大学に入学する資格のある者で、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した臨床工学技士養成所(1)において3年以上臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの

2.大学、高等専門学校又は厚生労働省令で定める学校、文教研修施設若しくは養成所(ア)において2年(高等専門学校にあっては5年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目(A)を修めた者で、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した臨床工学技士養成所(2)において、1年以上臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの

3.大学、高等専門学校又は厚生労働省令で定める学校、文教研修施設若しくは養成所(イ)において1年(高等専門学校にあっては4年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目(B)を修めた者で、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した臨床工学技士養成所(3)において、2年以上臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの

4.大学(短期大学を除く)で厚生労働大臣が指定する科目(C)を修めて卒業した者<参考>大学(一部紹介)5.外国の生命維持管理装置の操作及び保守点検に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国で臨床工学技士の免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が前各号に掲げる者と同等の知識及び技能を有すると認定したもの

(引用元:公益財団法人医療機器センター「医療機器センター・臨床工学技士国家試験」 )

パン治郎
パン治郎

臨床検査技師の養成課程にプラス1年で受験資格を得られたり、看護師の資格を持っていたら1年間養成学校で履修すると受験資格が得られたりもするよ。

進学先のメリット・デメリット

専門学校

医療系の専門学校は基本的に3年制となり、卒業すると「専門士」の称号が与えられ、大学への編入資格が得られる。

4年制の学校もあり、卒業すると「高度専門士」の称号が与えられ、大学院への入学資格が得られる。

臨床検査技師の養成課程にプラス1年専攻科を選択する事で臨床工学技士の受験資格を得られる学校もある。

・メリット

①大卒より1年早く働き始められる

②長い歴史がある学校は卒業生が多い為、縦のつながりが有利に働く事がある

・デメリット

①学習期間が短い為、講義は過密スケジュールとなる

②大卒が条件の企業には入社できない(経験があれば可の場合もある)

③高度専門士は、公務員であれば大卒と同等と扱われるが、民間の場合は必ずしも同 等で扱われるとは限らない

短期大学

臨床検査技師の養成課程に、1年制の専攻科を選択する事で臨床工学技士の受験資格を得られる。

臨床工学技士の養成課程のみはない。

・メリット

①臨床検査技師と臨床工学技士の両方の資格を得るチャンスがある

②就職先の選択肢が増える

・デメリット

①1年間で臨床工学の部分を学び、臨床実習を行うため、過密スケジュールとなる

②4年間通っても学位は学士(大卒)ではなく短期大学士(短期大学卒)となる

大学

臨床工学技士の養成校は増えてきているが、国立大学の養成校はなく、公立の大学は現在1校のみとなっている。

・メリット

①4年間かけて一般教養から専門科目はじっくり学ぶ事ができる

②学士を得られる

③臨床検査技師と臨床工学技士の両方の資格を得るチャンスがある大学がある

④大卒が条件の企業など、就職先の幅が広がる

・デメリット

①3年制の専門学校より学費と生活費がかかる

②臨床工学技士は専門卒が多い為、大卒に嫉妬する人がいる

まとめ

臨床工学技士の国家試験受験資格を得られる、専門学校・短期大学・大学と選択肢は増えてきています。

早く現場に出て経験を積みたい

臨床工学技士と臨床検査技師のダブルライセンスを取りたい

企業で働きたいから学士号を得たい

あの有名な教授の研究室で学びたい

進学先を選ぶ時、自分が将来どうなりたいかをシミュレーションしておく事が大事です

パン治郎
パン治郎

ちなみにパン治郎は専門卒から大卒になりました。

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